ネット無しで生成AIを使用可能なPCが発売

6/20 (木)、Microsoftが「Copilot+PC」を発表しました。

(参考)
https://www.sankei.com/article/20240521-FXGGVRUX75PWLABKKQPQHP7I2U/

 

一般的にクラウド上で提供されることから、インターネットに繋いで利用することが多かった生成AIですが、このPCではオフラインでも使用可能とのこと。

 

パソコン上でAIに画像を生成させたり、40以上の言語の音声を英訳したり、AIがパソコンの履歴を探りWebサイトやメール、文章ファイルなどから目的のデータを見つけることも可能だそうです。

 

今回はその「Copilot+PC」の特徴を、以下のページを参考に詳しく見ていきます。
https://www.lifehacker.jp/article/2406-copilot-plus-pc/

 

◼︎物理ボタン「Copilotキー」

 

物理ボタン「Copilotキー」一つで Microsoft Copilot にアクセスができるようになりました。

今まではブラウザ経由でアクセスし、使用する必要があった Microsoft Copilot が、物理ボタン一つでアクセスできます。

 

さらに、有償版の「Copilot Pro」ではWord・Excel・PowerPoint・Outlook・OneNoteに組み込まれたCopilot も利用できます。

 

「リコール機能」とは

Re (再び) + Call (呼び出す)

このリコール機能で何を呼び出せるかというと、以前扱っていたアプリ・Webサイト・画像・文書などです。

 

自動で定期的に画面に表示されている情報のスナップショットを撮り、いつどんな作業をしていたのかの視覚的なタイムラインを作成してくれるとのこと。

以前撮った写真や、見ていたWebサイトなど、キーワードを与えることで再び呼び出すことが可能です。

 

そしてなんと、画像に含まれているテキストでも検索が可能です。

 

「コクリエイター機能」とは

ペイントアプリに付随している機能です。

 

今までは生成AIにワードを投げることで絵を生成していましたが、この「コクリエイター機能」では ”絵の概要” で絵を生成できます。

 

これに関しては説明よりも以下の画像を見た方が早いでしょう。

 

 

言葉の説明 (プロンプト生成) では補完しきれない部分があり、思い通りの絵が帰ってこない場面が多々あったと思います。

「コクリエイター機能」によりそれが解消されれば大きいですね。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

生成AI使用に抵抗がある方も、物理ボタンとなればハードルが低く、日本のAI遅れを緩和する商品になるかもしれません。

 

また「リコール機能」に関しては、昨今の生成AIの画像認識機能の大幅向上の賜物だと思います。そう考えると非常に進化と変革が速いですね。

 

これからも定期的にトレンドを追い、記事にしていきます。
お読みいただきありがとうございました!